KATOのED16入線

半ば前の記事からの続きです。
青梅線貨物用のホキ2500形を買ってED16の代わりにEF13で我慢・・・というわけにもいかず、結局ED16を購入してしまいました。
ED16形は昭和6年生まれの電気機関車。
勾配路線用として産まれた中型機です。
晩年は全機が立川に集結し、青梅・五日市・南武・鶴見線で活躍しました。
ホキ2500同様、自分にとって毎日見ていた親しみ深い機関車です。
以前発売されたときは計画外と財政難で見送りましたが、ようやく入手することができました。
というわけで、早速入線整備です。
上の写真は製品ままの状態。
妻面上に庇の付いたリベット止めのゴツいボディー。痺れますねえw

D級の中型機なので車体が短く、ややズングリした印象がよく表現されています。
付属パーツはこのとおり。
最近のKATO電機お馴染みの構成で、ナンバーとメーカープレート、交換用のKATOナックルカプラーがついています。
これらを取り付けて行きます。

作業中の写真は撮り忘れたのでいきなりパーツ取り付け後です。
不格好なアーノルトカプラーからKATOナックルに変えることで引き締まった表情になりました。
付属のナンバーは3,10,16,18。メーカープレートはそれぞれ三菱、日立、川崎、川崎が対応します。

ED16は旧型機にしては比較的個体差が小さいのですが、10号機が模型の形態に一番近い様です。
しかし今回は敢えて写真のとおり、ラストナンバーである18号機を選択しました。
実車との大きな差異はタブレットプロテクターの有無で、10号機は模型どおり無し。18号機は運転台後ろの各窓にタブレットプロテクターが存在しています。
信号煙管やホイッスルなどの細かい部品は既に取り付けられているので老眼の自分には助かります。とは言え、ナックルカプラーの取り付けにはやや苦労してしまいました。
ナンバー類は両面テープを巻いた爪楊枝を使うことで比較的楽に取り付けられました。最近のKATO製品のナンバーは隙間も小さくカッチリハマるので気持ち良いです。

そして、オレンジの103系と並べれば青梅線の風景の出来上がり。
うん。やっぱコレですよ!
青梅の車庫で休む103系の横をスルスルと上り貨物列車がやってきて一休みといったところです。
こうなると山岳線のジオラマも欲しくなりますねww

次回はもう少し詳しくED16について解説してみようと思います。

夜行列車の汽笛

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